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特許権訴訟 サントリーの訴え退ける判決 NHKニュース

アサヒビールが製造・販売しているノンアルコールビールの主力製品「ドライゼロ」について、サントリーホールディングスは、自社の特許権を侵害しているとして、製造や販売の差し止めなどを求める訴えを起こしました。
裁判で争われたのはノンアルコールビールの成分の割合で、サントリーの発明が特許として認められる先進的なものかどうかが争点になりました。
29日の判決で、東京地方裁判所長谷川浩二裁判長は「飲みごたえをよくするために成分の割合を調整したというサントリーの発明の内容は、同業者であれば容易に考えつくもので特許権は無効だ」と指摘し、訴えを退ける判決を言い渡しました。

判決のあと、サントリーホールディングスの顧問の片山英二弁護士は、会社のコメントとして「このまま当社の知的財産である特許権を侵害され続けることは到底看過できません。知的財産高等裁判所控訴し、当社の正当性を主張していきます」と述べました。

判決のあと、アサヒビール研究開発戦略部の清水二郎部長が会見し、「当社の主張の正当性が認められ、大変うれしく思います。今回の件では、販売を心配する声なども寄せられましたが、これまでと変わることなく製造・販売を行っていきます」と述べました。