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トルコ大統領が強硬路線、憲法改正とクルド武装勢力撲滅を宣言 | Reuters

トルコのエルドアン大統領は4日、与党、公正発展党(AKP)が総選挙で圧勝したことを受けて地方行政官を前に演説し、大統領権限の強化に向けた憲法改正や、クルド人ゲリラ勢力の「撲滅」を誓った。融和路線に転じるという期待も一部にあったが、打ち砕かれた格好だ。


1日の総選挙では、大統領が創設したAKPが予想外の圧勝を収め、単独過半数を確保した。エルドアン氏は、憲法を改正して大統領に権限を集中させるという悲願に近付いた格好だ。


大統領は演説で、ダウトオール首相が野党指導者らに憲法改正について相談する見通しだとし、国会が国民投票の実施を決めるなら全面的に支持すると表明。「11月1日に示された最も重要なメッセージのひとつは、トルコは新憲法の問題をなるべく早期に解決する必要があるということだ」と述べた。


エルドアン氏は大統領の権限には直接言及しなかったが、側近のアクドアン副首相は3日、「トルコの成長にとって、大統領の執行権限は新憲法と同じくらい重要だ。われわれが譲れない課題のひとつだ」と述べた。


大統領はまた、反乱兵を最後のひとりまで撲滅するため、非合法武装組織クルド労働者党(PKK)に対する軍事作戦を続行すると宣言した。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151104#1446634098