https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ロシア大統領 核戦力の強化など図る考え NHKニュース

ロシアのプーチン大統領は、10日、南部のソチで、軍の幹部らと軍事技術の発展について協議しました。この中で、アメリカが計画を進めているミサイル防衛システムを巡って、「ヨーロッパへの配備は、イランの弾道ミサイルの脅威に対応するためとしていたが、イランの核疑惑は解決に向かっている」と述べました。そのうえで「イランと北朝鮮の脅威を持ち出して、別の国の核戦力を無力化するという本当のねらいを隠している。別の国とは、ほかならぬロシアだ」と述べ、アメリカが日本やヨーロッパなどの同盟国と連携し、圧倒的な優位に立とうとしているとして、強い不信感を表しました。そして、これに対抗するために、核戦力の近代化や、ミサイル防衛システムを突破できる攻撃能力の強化を図る考えを示しました。
ロシアは、ウクライナ情勢やシリアでの空爆を巡って欧米との対立を深めていますが、プーチン大統領の強硬な姿勢が国民の支持を集めていることから、改めて対決姿勢をアピールしたものと受け止められています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151109#1447065406
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151108#1446979316
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150808#1439030229
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151101#1446374605

ISがシリアで化学兵器使用の懸念広がる NHKニュース

国連の安全保障理事会では10日、シリア情勢を巡る非公開の会合が開かれ、続いて議長国のイギリスのライクロフト国連大使が記者会見を行いました。
ライクロフト大使は、シリアで化学兵器の廃棄作業に当たってきたOPCWが、このほど、シリアで新たに化学兵器が使用されたと結論づける報告をまとめたことを明らかにしました。報告の詳細は明らかにされていませんが、複数のメディアは、ことし8月にシリア北部のアレッポ近郊で化学兵器の一種のマスタードガスが使われ、乳児1人が死亡したものだと伝えています。
ライクロフト大使は、シリアの政府軍が化学兵器を完全に廃棄したかどうかを改めて確認する必要があるとする一方で、過激派組織ISが化学兵器を使った可能性も指摘し、「非人道的で一切の国際法を無視するISが化学兵器を使用したことが確認されれば、極めて憂慮すべき事態だ」と強い懸念を示しました。
シリアでは、安保理の新たな決議に基づき、来週以降、国連とOPCWが合同で、誰が化学兵器を使用したのかを特定する調査に乗り出すことになっていて、調査の行方が注目されます。