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海自と米海軍の連携 安保法でさらに強化か NHKニュース

海上自衛隊は去年から、神奈川県の横須賀基地が拠点のアメリカ第7艦隊を指揮する旗艦「ブルーリッジ」に2等海佐を常駐させ、情報の共有を図っています。
第7艦隊には空母やイージス艦などが所属し、西太平洋からインド洋までの広大な海域を担当していて、自衛官は日本周辺以外の海域でもブルーリッジの艦内で勤務し、連絡調整に当たっています。
安全保障関連法では自衛隊が日本の防衛に当たるアメリカの艦艇を守ることが可能となったほか、先に合意した新たな日米防衛協力のための指針、ガイドラインは警戒監視や共同訓練など、日常の活動でも協力を進めるとしています。
海上自衛隊は、ことし10月、インド洋や南シナ海でもアメリカの空母などと訓練を行っていて、来年3月、安全保障関連法が施行されて以降は、こうした連携がさらに強まるものとみられます。

アメリカ第7艦隊の旗艦、「ブルーリッジ」に連絡調整のため、常駐している岩重吉彦2等海佐は、「日頃から現場で、ともに勤務することで、海上自衛隊アメリカ海軍のより一層の情報共有と迅速な連絡調整が可能になり、大きな意義があると思う」と話しています。
また、アメリカ第7艦隊の作戦主任参謀、クリス・バディー大佐は、「日米両国は争いが起きている管轄地域において、より緊密に業務を行う必要がある。現場の関係は質の面でも地域の拡大という面でも向上しており、今後、さらによくなっていくと思う」と話しています。