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中国、第2子の出産申請不要に　政策転換で緩和進める | Reuters

中国政府は５日、２人目の子どもの出産申請を今後は求めないことを明らかにした。全ての夫婦に２人目の子どもを持つことを認める「二人っ子政策」の下、産児制限の緩和を進める一環とみられる。

かつての「一人っ子政策」は強制的な中絶や幼児殺しの原因となっていた。中国は人口の高齢化に直面しており、同政策の撤廃を昨年に決めた。

国家衛生・計画成育委員会は昨年１０月に全ての夫婦に第２子出産を認める方針を発表したが、第２子出産には当局の事前承認を得る必要があるとしていた。

中国共産党はこの日発表した資料で、新制度の下では承認申請なしで「独自で出産計画を立てられる」とした。年内実施としているが、日にちは特定していない。

約９０００万の家庭が「二人っ子政策」の対象となる見込み。中国の人口は２０１３年末時点で１３億７０００万人と世界で最も多い。