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カナダ ISへの空爆から離脱へ 対抗勢力訓練は強化 NHKニュース

カナダは、これまでアメリカが主導する有志連合の一員として、戦闘機6機を派遣して、イラクとシリアで過激派組織ISに対する空爆作戦を続けてきました。
カナダのトルドー首相は、去年の総選挙の際、この作戦から離脱することを公約にしていましたが、8日に首都オタワで会見し、「空爆に役割があることに疑問の余地はないが、それはとりわけ短期的なものだ」と述べ、今月22日までに空爆を停止し、作戦から離脱することを表明しました。
一方でトルドー首相は、イラク北部でISに対抗する勢力を訓練するためのカナダ軍兵士の数を、これまでの3倍のおよそ200人に増やすほか、今後3年間にわたって難民支援などに日本円で1300億円余りを拠出する方針も明らかにしました。
今回のカナダ政府の方針転換の背景には、アメリカからのIS対策の強化の求めには応じるものの、空爆作戦を長期的に続けても地域の安定が望めないとの判断があり、空爆に参加するほかの国にどのような影響を与えるのか注目されます。