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北へ2007〜白夜とフィヨルドの国から【第2歩】私が住む街トロンハイムについて

こうして理系のトップ校を首都におかず、第三の街に持ち続けているのは、ノルウェー政府の地方分権推進の結果ともいえる。優れた大学があるということは、そこに研究所があり、産学提携のための企業があるということで、地方分権に一役買っているのだ。


私自身27歳で学生だというと、日本ではなんとも肩身が狭いが、ここトロンハイムではそうでもない。というのも、こちらでは教育を受けるのは大学も含めてただであり、博士課程に至っては研究者として日本円にして年間750万円ほどのお給料がでるので、世界中からこぞって学生がやってくるからである。

また人口20万人から想像できるように、街は非常にコンパクトで、街と自然が近い。自然と親しく暮らす事はノルウェー人の国民性とも言えるが、街からバスで15分ほどの私の家からそのままクロスカントリースキーをつけて、山スキーに行くことができる。


街がコンパクトだと、単純に通勤・通学の時間が短縮されるし、仕事や学校の後一度家に帰ってから、また別の用事ででかけたりもしやすく、わたし自身は気にいっている。

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