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ウォール街の大手銀に米国債が山積−危険な兆候との見方も - Bloomberg

ウォール街の大手銀行による米国債保有が約2年余りで最高に達した。関係者の間では米国債市場にとって危険な兆候だとの声が聞かれる。


中央銀行の直近データによれば、ゴールドマン・サックス・グループやシティグループなど米プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)22社の米国債保有は2月10日終了週に1135億ドル(約12兆8000億円)と、2013年10月以来の高水準。


プライマリーディーラーの一角である野村ホールディングスによると、この数字は投資家がウォール街の銀行に売った証券の転売が難しい状況が示唆されているという。今週の米国債相場は小動きで、今月前半の上昇の勢いは息切れしている。株売りが弱まり、比較的安全とされる国債の需要が後退したことが背景だ。


野村のアジア太平洋ドル債トレーディング責任者、ジョン・ゴーマン氏は「ディーラーが痛手を受けている。彼らの顧客が弱気になり売っている」と指摘した。


ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによると、米10年債利回りは日本時間午後0時51分現在1.73%。今月初めには1.53%と、12年7月に付けた過去最低まで15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の水準に低下していた。

Wall Street Banks Gorge on Treasuries and That's a Warning Sign - Bloomberg Business