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#米大統領選 #トランプ

米大統領選 共和党のブッシュ氏が撤退 NHKニュース

ブッシュ氏は、サウスカロライナ州予備選挙の開票を受けて記者会見し、「選挙運動をやめる」と述べ、選挙戦から撤退することを明らかにしました。
ブッシュ氏は、テキサス州出身の63歳。父と兄に続く、ブッシュ家から3人目となる大統領を目指して立候補し、当初は、知事時代の高い評価や妻がメキシコ出身で大統領選挙で鍵を握るヒスパニック系の有権者からの支持が期待できることなどから本命候補と目されていました。しかし、同じ一家から3人目となる大統領が出ることへの抵抗や、兄のブッシュ前大統領が始めたイラク戦争に対する根強い批判などから支持を伸ばすことはできませんでした。

トランプ氏勝利確実に 共和党サウスカロライナ州予備選 NHKニュース

アメリカ大統領選挙に向けた、野党・共和党の候補者選びの第3戦となる南部サウスカロライナ州予備選挙は、現地時間の20日夜、日本時間の21日午前、投票が締め切られ、現在も開票が続いています。
アメリカメディアによりますと、集計率は99%で、不動産王のトランプ氏が33%でトップで、ABCテレビなどアメリカメディアは、トランプ氏が勝利を確実にしたと一斉に伝えました。また、2位を巡っては、若手のホープとされるルビオ上院議員と保守強硬派のクルーズ上院議員がともに22%で、激しく争っています。
一方、今回の予備選挙の開票をうけて、候補者のひとり、ジェブ・ブッシュフロリダ州知事が、州都のコロンビアで記者会見し、選挙戦から撤退する意向を明らかにしました。
共和党の候補者は、これで5人となりました。今回のサウスカロライナ州予備選挙の結果、トランプ氏は、今月9日の東部ニューハンプシャー州の戦いに続いて連勝したことになり、今後の指名争いに向けて弾みをつけた形です。

南部サウスカロライナ州共和党予備選挙で勝利を確実にしたことを受けてトランプ氏は、日本時間の午前11時ごろ支援者の前で演説し「サウスカロライナは特別な州。人々やボランティアに感謝したい」と述べました。そのうえで、「われわれは、アメリカをこれまで以上に偉大な国にできる。次のネバダ州でも大きな勝利をおさめよう」と述べてさらなる支援を呼びかけました。

南部サウスカロライナ州共和党予備選挙で不動産王のトランプ氏が勝利を確実にしたことを受けて、クルーズ上院議員は支持者の前で演説し「私は、トランプ氏に勝てる唯一の候補であり、だからこそ彼はほかの候補を無視して私に容赦ない攻撃をしている」と述べ、トランプ氏に対抗できるのは自分だけだと強調しました。
そのうえで、「強い保守派の候補だけが選挙戦を勝つことができる。もし、民主党クリントン国務長官と戦うベストの候補がトランプ氏だと思わないのなら、また、民主党と戦える強い候補が必要だと考えるのならばぜひ、われわれのチームに加わってほしい」と述べ、反トランプ票の取り込みに強い意欲を示しました。
共和党の候補者選びでは当初、本命視されていたブッシュ元フロリダ州知事が撤退を表明しており、ブッシュ氏の支持者の票を誰が取り込み、トランプ氏の対立候補となるのかが焦点となっています。

米大統領選 候補者選び第3戦 トランプ氏とヒラリー氏が勝利 NHKニュース

アメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者選びは、第3戦となるサウスカロライナ州予備選挙が、20日行われ、不動産王のトランプ氏が32.5%の票を獲得して、2位のルビオ上院議員に10ポイントの差をつけて勝利しました。
トランプ氏は、初戦のアイオワ州では2位に終わったものの、第2戦のニューハンプシャー州と今回、続けて勝利したことで、今後の指名争いに向けて弾みをつけた形で、「次も大きな勝利を収めよう」と支持者に呼びかけました。
4位に終わったブッシュ元フロリダ州知事は、選挙戦からの撤退を表明し、これで、共和党の候補者は5人に絞られました。
一方、民主党の候補者選びは、第3戦となるネバダ州の党員集会が行われ、クリントン国務長官が勝利しました。第2戦のニューハンプシャー州でサンダース上院議員は、クリントン氏に圧勝し、ネバダ州でも激しく追い上げましたが届きませんでした。
大統領選挙に向けた候補者選びは、今後、共和党の党員集会が23日にネバダ州で、また民主党予備選挙が27日にサウスカロライナ州でそれぞれ行われたあと、来月1日の「スーパーチューズデー」で山場を迎えます。

アメリカのメディアが南部サウスカロライナ州共和党予備選挙有権者を対象に行った出口調査の結果です。
それによりますと、投票した人のうち、半数以上の52%の人が「共和党の政治家に裏切られたと感じている」と答えていて、そのうちの36%の人がトランプ氏を支持しています。
また、「次の大統領は、政治経験がなくても既存の政治家以外の人がなるべき」と答えた人は48%に上り、このうち、トランプ氏を支持したのは63%で、トランプ氏は既存の政治家への不満をもつ有権者の支持を集めていました。
さらに、大学を卒業していない人の41%、年収が5万ドル未満の人の34%がトランプ氏に投票していて、トランプ氏は学歴や年収が比較的低い層の支持を集めたことが分かります。
一方、トランプ氏が訴えるように「イスラム教徒の入国を一時的に禁止するべきか」という問いに対しては、74%の人が賛成と答え、反対と答えたのは24%でした。
この内訳をみてみますと、▽賛成と答えた人の41%がトランプ氏を支持したのに対し、反対と答えた人の33%はルビオ氏を支持しました。不法移民への対策については、53%の人が「法的な地位を与えるべき」と答えて、ルビオ氏がこうした人たちの支持を集めた一方で、44%の人が本国へ移送すべきと答え、トランプ氏がこうした人たちの支持を集めました。

南部サウスカロライナ州共和党予備選挙でトランプ氏が勝利したことについて、有力紙のワシントン・ポストは「トランプ氏の勝利は堂々たるもので、共和党の大統領候補の指名に向け最有力候補としての立場を固めた。一方、クルーズ上院議員とルビオ上院議員は2位を巡る激しい争いで、トランプ氏に代わり得る候補としての地位を高め、共和党は、これまでの混とんとしたレースからトップ3人の候補に絞られることになるだろう」と指摘しています。
また、「軍施設が集中する州で、2003年のイラク侵攻や、大量破壊兵器を巡ってブッシュ前大統領を批判したトランプ氏が勝利したことは共和党支持者に変化が起きている表れだ」と分析しています。
AP通信も、トランプ氏と2位との差が10ポイント以上あったことについて、「トランプ氏が正式候補になることへの期待が予想に反して高まった。近年では、ニューハンプシャー州サウスカロライナ州の双方で勝利しながら指名獲得しなかった候補はいない」として、トランプ氏が正式な候補として指名される可能性が高まったと分析しています。
ただ、ニューヨーク・タイムズは、トランプ氏について、「『エバンジェリカル』というキリスト教保守のグループをはじめとする幅広い層で票を集め、トランプ氏の支持者は連合のようなものを作っているように見える」と分析したうえで、「来月行われるテキサス州フロリダ州のような代議員の多い州の予備選挙では、トランプ氏にとっては厳しい挑戦になるだろう」と伝えています。