https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

中国 南シナ海のレーダー施設建設「完全に正当」 NHKニュース

アメリカのシンクタンクCSIS=戦略国際問題研究所は22日、中国が南シナ海南沙(スプラトリー)諸島に造成している4つの人工島の衛星写真を公表し、いずれにも海と空を監視するレーダー施設とみられる施設が写っていると指摘しました。
これに対して中国国防省は23日夜、コメントを発表し、「われわれが島に必要な国土防衛施設を配置することは、国際法で与えられた自衛権の行使であり、完全に正当だ」として、施設の建設を事実上、認めました。
そのうえでアメリカが南シナ海の島々の海域や空域に艦艇や軍用機を派遣して挑発したり、一部の同盟国を引き込んで合同軍事演習などを行ったりすることこそが、南シナ海の“軍事化”の根源だ」としてアメリカを強く非難しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160223#1456223901

中国 西沙諸島に戦闘機も派遣 NHKニュース

アメリカ政府の当局者によりますと、南シナ海西沙(パラセル)諸島で中国が実効支配するウッディー島に、最近新たに戦闘機を派遣したことが確認されたということです。ウッディー島では今月、中国軍が地対空ミサイル部隊を展開させていることが分かっており、アメリカの大手メディアは派遣されたのは戦闘機「殲11」と戦闘爆撃機「殲轟7」だと伝えています。
ただこの当局者はウッディー島には1990年代から滑走路があり、中国軍は、過去にもたびたび戦闘機を派遣させているとして、地対空ミサイル部隊の展開とは違い、特異な動きとはみていないと指摘しています。
南シナ海を巡っては、中国が南沙(スプラトリー)諸島に造成する人工島でレーダー施設の建設を進めていることが明らかになったばかりで、ケリー国務長官が23日、王毅外相との会談後の記者会見で、「残念なことに、ミサイルや戦闘機、さらに砲兵部隊などが配置されている」と述べ、懸念を示していました。

米太平洋軍司令官「中国は覇権を求めている」 NHKニュース

アメリカ太平洋軍のハリス司令官は23日、議会上院の公聴会で東アジア地域の安全保障情勢に関する書面を提出するとともに証言しました。
この中で、ハリス司令官は、中国が南シナ海南沙(スプラトリー)諸島で造成している人工島について、軍が新たなレーダー設備や通信施設を整備するなど軍事化を進めているのは明らかで、民間施設の名のもとに前方展開基地を整備しようとしていると指摘しました。
そのうえで、これらの中国の動きが「南シナ海の軍事的な環境を変えている」として、地域の安全保障環境に大きな影響を与えているという認識を示すとともに、中国の戦略的な目標について「東アジアの覇権を求めている」と述べて、強い警戒感を示しました。
アメリカなどは、南沙諸島の人工島について、軍事化をやめるよう中国に求めているのに対し、中国側は「自衛権の行使で完全に正当だ」としたうえで、軍事化の根源はアメリカ軍の行動にあると主張していて、南シナ海を巡る両国の対立が深まっています。

中国「THAAD」配備検討で韓国に警告 NHKニュース

韓国に駐在する中国の邱国洪大使は、23日韓国の最大野党「共に民主党」のキム・ジョンイン(金鍾仁)代表と会談しました。
邱大使は、韓国政府が、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備を検討していることについて、中国政府は反対だと改めて説明しました。
そのうえで、「共に民主党」によりますと、邱大使は、国連の安全保障理事会北朝鮮の核実験に対する制裁決議が採択されていないことについて、「THAADの配備検討が話し合いの障害となっており、それがなければ、制裁決議はすでに採択されていただろう」などと主張しました。
さらに邱大使は、「配備されれば、両国関係は一瞬にして壊れるかもしれない」と警告したということで、韓国への圧力を一段と強める構えを見せました。
一方、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は、23日の記者会見で、「THAADは中国の安全上の利益にほとんど影響を与えないと判断している」と述べ、アメリカと配備に関する協議を進める方針に変わりはないと強調しました。

米中 北朝鮮制裁決議巡り「重大な進展」 NHKニュース

ケリー国務長官は、ワシントンを訪れている王毅外相と23日、ワシントンの国務省で会談し、北朝鮮南シナ海の問題などについて、意見を交わしました。
会談後の記者会見で、ケリー長官は、北朝鮮に新たな制裁を科す国連安保理決議を巡る米中両国の協議について、「重大な進展があった。ここ数日、建設的な話し合いが行われ、決議が採択されることは間違いない」と述べて、自信を示しました。新たな制裁の内容などについて、ケリー長官は、米中両国が現在、精査しているとして、明らかにしませんでしたが、「これまでに採択された決議に比べて厳しいものになる」と述べました。
これに対し、王外相も「数日以内に意見の一致を見るだろう」と述べ、米中両国の協議の結果、決議が近く採択されるという見通しを示しました。同時に、王外相は、朝鮮半島の非核化を目指すのと並行して、朝鮮戦争の休戦協定に代わる平和協定の締結を協議すべきだという考えも強調し、アメリカ側に、北朝鮮との対話を促しました。
一方、南シナ海の情勢を巡っては、ケリー長官が、「残念なことに、ミサイルや戦闘機、さらに砲兵部隊などが配置されている」と述べ、中国の軍事的な動向に懸念を示しましたが、王外相は、「中国には主権を守る正当な権利がある」と述べるなど従来の主張を繰り返しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160223#1456223896