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「二・二六事件」 軍法会議の記録 来年以降公開へ NHKニュース

二・二六事件」は、昭和11年2月26日に陸軍の青年将校らが1400人余りを率いて政府要人を殺害し、東京を占拠した事件で、この軍法会議の記録はほとんど一般には公開されていませんでした。
しかし法務省は「歴史的な価値が高い」として、保管している事件の軍法会議の記録を4月以降、東京の国立公文書館に移すことにしていて、早ければ来年以降一般に公開される予定だということです。
事件を研究している帝京大学文学部長の筒井清忠教授は「この軍法会議は弁護士もおらず傍聴もできない、いわば『暗黒裁判』だった。公開で真相の解明が進むと期待される」と話しています。
一方で、国立公文書館が個人情報に関する内容の一部を明らかにしないケースがあることから、専門家からは全面的な公開を求める声が上がっています。これについて筒井教授は「80年が経過し、どういうプロセスで事件から戦争に進んだかを明らかにするためにも、一部を黒塗りにして非公開にすべきでない」と指摘しています。