米、大陸間弾道ミサイル発射実験を実施 この1週間で2度目 | ロイター
米軍は25日遅く、この1週間で2度目となる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施した。ロシアや北朝鮮などとの間で緊張が高まる中、米国の核兵器の有効性を誇示する狙いがある。
ロイター記者が確認したところによると、核弾頭を搭載していない「ミニットマンIII」ミサイルが午前0時前、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地のサイロ(地下式ミサイル格納施設)から発射され、南太平洋マーシャル諸島のクェゼリン環礁付近に向かった。
ロバート・ワーク国防副長官によると、こうした実験は2011年1月以降少なくとも15回行われており、ロシアや中国、北朝鮮などに向け、米国が有効な核兵器を保有しているというメッセージを送る狙いがあるという。