WATCH: Donald Trump Campaign Rally in Huntsville, Alabama https://t.co/1ET5EAYWTA #SuperTuesday pic.twitter.com/JBzNUu0imk
— CSPAN (@cspan) 2016年2月28日
#米大統領選 #トランプ
【日の蔭りの中で】トランプ人気にみる米国の反知性主義を考察する 京都大学名誉教授・佐伯啓思 - 産経ニュース
民主党のオバマ大統領の実績も評判もいまひとつなので、通常ならば共和党圧勝となるはずなのだが、その共和党の一番手がこのトランプ氏なのである。テレビ画面を通す限りでいえば、トランプ氏の大仰(おおぎょう)な身ぶりも過激な発言もあまり品の良くないパフォーマンスと映る。支持者の喝采とは裏腹に、多くの者がとまどいを覚えるのも当然ではあろう。実像はよくわからないが、昨年評判になった本の題名を借りれば、「アメリカの反知性主義」の代表であるかに見えるし、そのように振る舞っている。だが、その強引で過激な「反知性主義」こそ、アメリカ社会のひとつの伝統であり、大衆の期待するところなのだ。
この現実に対する責任のかなりは、ブッシュ前大統領によるイラク戦争にあるのだが、アメリカ自身がこの失政によって反撃をくらっている。
アメリカ民主主義はふたつの構造をもっている。ひとつは、全国規模で1年かけて大々的に行われる大統領選挙であり、もうひとつは上院・下院の議会である。大統領選挙は事実上の直接選挙に近く、議会はもちろん間接民主主義である。前者を「集会民主主義」、後者を「代表民主主義」といってよいであろう。議会は多くの場合、さまざまな利益団体や各種集団の代表からなる。だから相互の論議を通じた利害調整の面が強い。
一方、大統領は、広く国民全体の支持を集めなければならないので、一般的に国民受けをねらう。実際上は、人物のもつ魅力や指導力といった人的要素への人気投票の様相を帯びてくる。各地での党大会における大衆の拍手喝采そのものがパフォーマンスになる。そして、メディアを通じたパフォーマンスという大衆民主主義の様相は大統領選のたびごとに強まっているのである。トランプ現象のなかにわれわれはアメリカ民主主義の現実をみている。ここにあるのは理性的な討論などではなく、伝染性の情緒や勢いといった「反知性主義」そのものだが、しかし、それを民主主義の逸脱形態と呼ぶわけにはいかないのである。
Many people have the mistaken impression that Congress regulates Wall Street. The real truth is that Wall Street regulates the Congress.
— Bernie Sanders (@SenSanders) 2016年2月28日
"The film industry still functions as a straight, white, boy’s club,” a new study found. https://t.co/KH2kT9em43 pic.twitter.com/FmA8WpJw3H
— New York Times Arts (@nytimesarts) 2016年2月27日
Too much talent is being kept on the sidelines. In every industry, we can do and need to do better. https://t.co/DltAsnePpz
— Hillary Clinton (@HillaryClinton) 2016年2月28日
#米大統領選 #ヒラリー
クルーズ氏:スーパーチューズデーでトランプ氏圧勝なら指名ほぼ確実 - Bloomberg
米大統領選挙で共和党候補の指名を争うテッド・クルーズ上院議員は、不動産王のドナルド・トランプ氏が前半のヤマ場である3月1日の「スーパーチューズデー」で圧倒的な勝利を収めれば指名獲得をほぼ確実にするだろうと述べた。
クルーズ議員はCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、「トランプ氏がスーパーチューズデーの全ての州で圧勝すれば、恐らく勢いを止められなくなるのは疑いない」と語った。28日に公表された発言テキストで明らかになった。
クルーズ議員はその上で、「そのような事態は起こらないと思う」と述べ、トランプ氏を破るために自分に票を投じてほしいと訴えた。また民主党のヒラリー・クリントン前国務長官に勝つためには自分のような「実績ある保守派」が必要だと指摘した。クリントン氏は27日のサウスカロライナ州予備選でバーニー・サンダース上院議員に圧勝し、指名獲得へ弾みをつけた。
共和党候補の指名争いに出馬しているオハイオ州のジョン・ケーシック知事はCNNの番組で、トランプ氏はスーパーチューズデーの全ての予備選・党員集会で恐らく勝利するだろうと発言。地元の州でトランプ氏に負けた候補は指名獲得レースから退くべきだと述べた。3月1日にはクルーズ議員の地元であるテキサス州でも予備選が開かれる。最新の同州の世論調査ではクルーズ議員がトランプ氏をリードしている。
Cruz Says Trump May Be ‘Unstoppable’ With Big Super Tuesday Wins - Bloomberg Politics
共和党は、サウスカロライナ州を除いて、3月15日より前に行われる予備選挙と党員集会は比例配分にしなければならないと定めています。
しかし、スーパーチューズデーに予備選挙が行われる南部の州の多くは、この比例配分に例外を設けています。
多くの州は、州に割り当てられた代議員の数を、州全体の得票に応じて配分する分と連邦下院議員選挙区ごとに3人ずつ割り当てる分に分けています。
例えば代議員数50人のアラバマ州の場合、代議員の配分は、州に7つある連邦下院議員選挙区ごとに3人ずつの代議員、合計して21人と州全体の得票に応じて配分される代議員29人に分かれています。
このうちの州全体の得票で配分される分については、アラバマ州やジョージア州、アーカンソー州、オクラホマ州などでは、州全体で50%以上の得票をする候補者がいれば、その候補者が総取りできるというルールになっています。
さらに南部各州は、代議員を獲得するために得票率の足切ラインを設けています。
アラバマ州、ジョージア州、ルイジアナ州、テキサス州、テネシー州では20%、アーカンソー州やオクラホマ州では15%を得票率で下回った候補者は、代議員を獲得できません。
さらに連邦下院議員選挙区ごとに3人ずつ割り当てられた代議員に関しても、多くの州はその選挙区での得票率が50%を超えた候補者が総取りできるというルールにしています。
そして多くの州では、もし50%を超える候補者がいなければ、1位の候補者が2人、2位の候補者が1人の代議員を獲得するというルールにしています。