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チェサピーク・エナジー共同創業者が死亡−起訴の翌日に自動車事故 - Bloomberg

石油・天然ガスに絡んだリースの不正入札で共謀した罪で1日に起訴された米チェサピーク・エナジーのオーブリー・マクレンドン元最高経営責任者(CEO)が2日、オクラホマシティーでの自動車事故で死亡した。56歳だった。


オクラホマ警察当局が2日の会見で明らかにしたところによると、マクレンドン元CEOの車は壁に衝突し、炎に包まれた。スピードの出し過ぎが原因の一つだったことは確実という。車が損傷がひどく、シートベルトを着用していたかどうかは分からない。


共同設立したチェサピーク・エナジーの経営トップの座を3年前に追われたマクレンドン元CEOは、採掘権リースの価格を人為的に低く抑えることで競合他社と共謀したとされる。


米司法省の1日の資料によると、マクレンドン元CEOは2007年12月から12年3月にかけて、「大手石油・ガス会社」2社がオクラホマ州北西部のリース入札で競い合わないよう画策したとされる。これに対し元CEOは1日、司法当局の主張は「誤りであり、前代未聞だ」とコメントしていた。


マクレンドン元CEOは約25年間にわたってチェサピークを率い、世界の大手エネルギー生産会社が関心を示さなかった掘削・水圧破砕の革新的技術を駆使してシェール革命を主導。同社は一時、米国最大のガス生産会社となった。


ブルームバーグが集計したデータによると、マクレンドン元CEO はチェサピークを1989年に共同創業。同社は93年に株式公開し、時価総額はピーク時の2008年には350億ドル(現在のレートで約4兆円)余りに達した。

Oil Pioneer McClendon, Charged in Bid Rigging, Dies in Crash - Bloomberg Business