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香港の書店関係者 拘束解かれて香港に戻る NHKニュース

中国共産党に批判的な本を取り扱っていた香港の書店の関係者1人が、中国本土での拘束を解かれて香港に戻り、中国の当局には、5日から全人代全国人民代表大会が始まるのを前に、香港市民の中国当局への反発を少しでも和らげたいというねらいがあるとみられます。


この問題は、中国共産党に批判的な本を取り扱う香港の書店の関係者5人が、去年10月から相次いで失踪し、その後、全員が中国本土で当局に拘束されたり、事情を聞かれたりしていることが分かったものです。
このうち、書店の親会社の幹部の男性1人について、香港の警察は、中国本土での拘束を解かれて香港に戻り、4日、本人と面会したと発表しました。この際、男性は「香港政府の支援は必要ない」と述べただけで、拘束された経緯など詳細は話さなかったということです。
中国では、5日から向こう1年間の重要政策を話し合う全人代全国人民代表大会が始まり、香港からも代表団が参加する予定です。
香港の市民は今回の問題について、言論の自由を脅かすものだとして強く反発しており、中国当局には、全人代を前に一部の関係者の拘束を解くことで香港側の反発を少しでも和らげたいというねらいがあるとみられます。