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イランの革命防衛隊は8日、弾道ミサイルの発射訓練を国内各地で行ったと発表し、国営テレビはオレンジ色の炎を噴射しながら上昇していくミサイルや、地下格納庫に収められた多数のミサイルの映像を放送しました。
イランは欧米などとの協議で核開発の制限には応じましたが、ミサイル開発を巡っては「自国の防衛を目的とした正当な活動だ」と主張して新型ミサイルの発射実験を繰り返し行っています。訓練を視察した革命防衛隊の幹部は「誰にも懐柔されず、イランの安全を脅かそうと新たな動きを見せているアメリカを失望させる」などと述べました。
これについて、アメリ国務省のカービー報道官は8日の記者会見で、弾道ミサイルの発射実験はイランとの核合意に違反するものではないとしながらも、「発射実験が確認できれば、国連の安全保障理事会に問題を提起する可能性もある」と述べました。そのうえで「われわれは最近も、ミサイル開発に関連する企業を制裁の対象に加えており、こうした対抗策を常に持っている」と述べ、イランのミサイル開発に警戒を緩めない姿勢を強調しました。