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米金融大手ゴールドマン・サックス(GS.N)は11日、今年と来年の原油相場見通しを引き下げた。


同行は顧客向け調査メモで、供給量を徐々に減らすためには、相場が十分安い水準にとどまる必要があると指摘した。


最新見通しによると、北海ブレント先物の平均は、今年が1バレル=39ドル、来年は同60ドルとし、従来予想の45ドル、62ドルからそれぞれ下方修正した。


WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油相場は、今年が1バレル=38ドル、来年は同58ドルとし、それぞれ7ドル、2ドル引き下げた。


同行は、産油量が今年、より大きく減るなどと予想、生産レベルが前回の高水準に達するのは、2018年央以降との見通しを示した。

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