https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

マレーシアでは、ナジブ首相が3年前の総選挙の直前にサウジアラビアの王族から日本円にしておよそ800億円の寄付を受け取っていたことが発覚し、野党や国民の間からは、選挙資金を外国から受け取っていたのは問題だとして首相の退陣を求める声が上がっています。国内のメディアもこの問題をたびたび取り上げ、追及する構えを見せていますが、これに対し、政府は報道規制を強めています。
このうち、インターネットの利用に関する法律に抵触したとして、政府から国内でのアクセスを遮断された大手インターネットメディア「マレーシア・インサイダー」は14日をもって閉鎖すると発表しました。この中で、マレーシア・インサイダーは「かつてないほど透明性が求められているこの時期に事業を終了することになった」として首相の問題を追及するなかでの閉鎖に無念さをにじませました。
マレーシアでの報道規制を巡ってはアメリ国務省のカービー報道官も今月、「強い懸念がある」と述べていてマレーシア政府に対し内外から批判が強まりそうです。