人間を超える「アルファ碁」の衝撃人工知能は少なくとも日本経済を滅ぼす|人工知能は私たちを滅ぼすのか|ダイヤモンド・オンライン
この勝利の背景にあったのは、DeepMindの人工知能が用いている、「ディープラーニング」という手法でした。最近の人工知能について語る際には必ず出てくるキーワードなので、耳にしたことのある方も多いと思います。
ディープラーニングは、与えられた大量のデータの中から、ゼロイチでは判断できないような大局的なパターンや意味のまとまりを識別することができます。これは、囲碁の達人が盤面の様子から戦局を「読む」行為によく似ています。このディープラーニングを用いることで、DeepMindの人工知能は膨大な選択肢に溺れずに、的確な手を打てるようになりました。
かつて、ソニーの社長だった出井伸之氏は、「インターネットは古い産業を滅ぼす隕石である」と述べました。人工知能が広く実用化されたら、産業や経済におよぼす影響は、インターネットやスマートフォンをも凌駕することは想像に難くありません。
さらにその先に、人工知能がまるで神のように賢くなったら、はたして私たちに使われるだけの存在でいるでしょうか。映画の『ターミネーター』のように、私たちを滅ぼそうとしたりするのではないか。そのような不安が、絵空事とは言い切れなくなってきているのです。
私がこの文章を書いているMacBook Pro、日々使っているスマホ、インターネットやウェブといった基幹部品などのすべては、アメリカ西海岸のIT企業のものです。コンピューターと人工知能の歴史のほとんどで、シリコンバレーを中心としたアメリカの企業や大学などが舞台となっており、日本はほぼ蚊帳の外に置かれています。
私には主人公と同じ、2030年に大学を卒業する年の甥がいます。彼らに豊かで将来への希望のある社会を残すために、これまでの失敗を繰り返さないよう歴史に学ぶことが必要だと信じています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160316#1458125529
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160313#1457865804
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160312#1457779389
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151222#1450781122
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