https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

現地検証を行ったのは、福島地方裁判所の金澤秀樹裁判長ら担当の裁判官3人で、全域が避難区域になっている福島県浪江町双葉町、それに富岡町に防護服を着て入り、原告の自宅などで震災前の暮らしや避難後の状況などを聞き取りました。
このうち浪江町では、原告の1人で、かつて畜産業を営んでいた男性が、原発事故による避難のため飼育していたほとんどの牛を餓死させてしまったことなどを証言していました。
このあと、双葉町に移動した裁判官たちは、震災で壊れた住宅などがそのままの状態で残る街並みを確認したあと、もう1人の原告の男性の自宅を訪れ、事故後の暮らしになどについて聞いていました。
原告の弁護団によりますと、原発事故を巡る裁判で裁判官が検証のために現地を訪れるのは今回が初めてです。