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日本百貨店協会によりますと、全国のデパート237店の先月の売り上げは、合わせて4446億円余りでした。
このうち、1年前にもあった店どうしの売り上げを比べますと、去年の同じ月を0.2%上回りましたが、うるう年のことしは、営業日が去年より1日多かったにもかかわらず、僅かな増加にとどまりました。
売り上げを品目別に見ますと、「雑貨」は外国人旅行者向けに化粧品やバッグなどが売れたことから7.9%と大幅に増加したほか、「食料品」もバレンタイン商戦でチョコレートなどが売れたため1.8%増加しました。
一方で、売り上げ全体の3割近くを占め、デパートにとって最大の主力商品である「衣料品」は、コートやセーターなど冬物商品のセールが不振で、4.9%と大幅なマイナスとなりました。衣料品の売り上げの減少は、4か月連続となります。
大手デパートの担当者は「外国人観光客向けや高額品の販売は堅調だが、国内のいわゆる『中間層』では、いま必要なものだけを買う傾向が強まっているようだ」と話しています。

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