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ロシア政府は新しい宇宙開発の拠点として、4年前から極東のアムール州で、ボストーチヌイ宇宙基地の建設を進めていますが、作業を請け負っていた企業が倒産するなどトラブルが相次ぎ、去年12月に予定されていた最初のロケットの打ち上げは遅れています。
これについて、ロシア宇宙庁のコマロフ長官は30日、モスクワで地元メディアに対し、今月下旬にロケットの発射台などのテストを行い、「結果は良好だった」と述べ、打ち上げに向けた準備は最終段階にあると強調しました。そのうえで、3つの人工衛星を載せた最初のロケットの打ち上げは来月下旬に行われ、基地の運用が始まるという見通しを示しました。
ロシア政府は、ロケットの打ち上げをこれ以上遅らせることなく成功させて、宇宙大国としての存在感を世界にアピールしたい考えです。
また、コマロフ長官は、ボストーチヌイ宇宙基地の今後の運用について、来年と再来年の2年間で少なくとも6つの無人ロケットを打ち上げ、有人のロケットも早ければ2024年に打ち上げたいという考えを示しました。