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マネタリーベースは、世の中に出回っている紙幣と硬貨、それに、民間の金融機関が日銀に預けている資金である「当座預金」の残高を合わせたもので、日銀が市場に供給しているお金の量を示しています。
日銀の発表によりますと先月末時点のマネタリーベースの残高は375兆6977億円と、前の月と比べて16兆円余り増えて、4か月連続で過去最高を更新しました。これは、日銀が目標とする2%の物価上昇率の達成を目指しマネタリーベースを年間80兆円増やすペースで国債などを大量に買い入れて、市場に巨額の資金供給を続けているためです。
日銀は、資金の大量供給に加え、マイナス金利政策を導入することで金利全般を低下させて企業の設備投資や個人消費を促し、デフレからの脱却を狙っています。ただ、先週発表された日銀の短観では世界経済の先行きに対する不透明感などを背景に企業の景況感は悪化しており、経済の好循環につなげることができるのかが課題となっています。

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