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“セブン-イレブンの天皇”鈴木会長退任を引き起こした次男の悪評! マスコミが一切報道しないドロドロの内情とは|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

「鈴木会長はずっとセブン&アイHDを独裁支配してきたが、大株主ではない。もともと鈴木氏の独断専横については、内部で不満が高まっていたんですが、業績を上げているセブン-イレブンの井阪社長を更迭する人事を強行しようとしたことで、大株主の伊藤家や金融機関、米ヘッジファンドが一斉に鈴木会長降ろしに動いた。その結果の退任ということです」(全国紙経済部記者)


 では、鈴木会長はなぜ、井阪社長を更迭しようとしていたのか。実は、鈴木会長は、自分の次男である鈴木康弘セブン&アイHD取締役をセブン&アイHDの社長に据えようとしていた。


「この後継人事に対して、大株主の米ヘッジファンドをバックにつけた井阪社長のグループが『あんな人間を社長に据えたらとんでもないことになる』と反対。株主を説得し、鈴木降ろしを画策していた。この動きに気づいた鈴木氏が井阪社長を更迭しようとした」(前出・全国紙経済部記者)

 康弘氏は1987年、武蔵工業大学(現・東京都市大学)工学部電気工学科を卒業後、富士通システムエンジニアとして入社。96年、ソフトバンクに転職し、99年8月には書籍のインターネット通販会社イー・ショッピング・ブックスを設立して社長に就任した。2009年12月にセブン&アイHD傘下に入り、セブンネットショッピングに社名変更した。


「しかしセブンネットは業績が悪く、14年3月、セブン&アイHDの中間持ち株会社セブン&アイ・ネットメディアがセブンネットを吸収。次男をセブン&アイ・ネットメディアの社長に就任させたんです。そして14年12月、鈴木会長は康弘氏をグループの統合販売をするオムニチャネル戦略の責任者にして、この事業に1000億円を投資した。しかし結果は出せず、大失敗してしまったんです。ところが、鈴木会長は、息子可愛さで、昨年5月28日の株主総会執行役員から取締役に昇格させ、後継者への道を準備し始めた・これはさすがに、反発を食らうでしょう」(前出・全国紙経済部記者)

 しかも、康弘氏をめぐっては、側近を使って会社を私物化しているという批判も根強くあった。


「とにかく、康弘さんは中身がまったくないのに、派手な話が大好きで、秋元康さんを招いて勉強会をしたり、側近を通じてエイベックスの松浦勝人社長と親しくなって、プロジェクトをいろいろ立ち上げようとしていた。松浦社長に女性タレントを紹介してもらっているという話まであった」(経済ジャーナリスト)


 さらに、社員を過酷な労働にかりたてるブラック体質も有名で、康弘氏がセブンネットショッピング社長をつとめていた時代には、同社で新入社員が飛び降り自殺をするという事件も起きていた。


「とにかく、康弘氏の周辺から聞こえてくるのは悪い話ばかり。実は、今回、鈴木会長が株主に見放された背景には、事前に康弘氏をめぐる怪文書が出回り、決定的なスキャンダルが噴出するのではないかという懸念が広がったため、ともいわれています」(前出・経済ジャーナリスト)

 今回、内紛に勝利した井阪社長もまた、米ヘッジファンドをバックに、ひたすら経営効率だけを追求し、セブン-イレブンフランチャイズ加盟店を苦しめるブラック経営を推し進めてきた人物。マスコミがこの体たらくをみていたら、次は井阪社長が鈴木会長にとってかわるだけ、ということになるかもしれない。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150630#1435660770

#やすす

発表によりますと、セブン&アイのことし2月期のグループ全体の決算は、売り上げにあたる営業収益が前の年度より0.1%増えて6兆457億円、営業利益は2.6%増えて3523億円となり、営業利益は過去最高を更新しました。これは、コンビニ事業のセブン−イレブン・ジャパンで、店舗を増やしたことや、おにぎりなどの食品の販売が好調だったことなどによるものです。一方で、傘下の総合スーパーのイトーヨーカ堂は、暖冬の影響もあって衣料品の販売が大幅に落ちこんだことなどから、営業損益は、139億円の赤字となりました。イトーヨーカ堂が営業赤字に陥るのは、昭和47年に株式を上場した時以来、初めてのことで、衣食住にわたる幅広い商品を扱う総合スーパーの厳しい状況を改めて示した形です。

セブン&アイ鈴木敏文会長兼最高経営責任者は7日記者会見をして、来月下旬に予定されている株主総会までに会長兼最高経営責任者を退任し引退する意向を表明しました。理由について、鈴木会長は子会社のセブンーイレブン・ジャパンの社長を退任させるというみずから進めた人事案が取締役会で否決されるなど、経営内部の対立があったことを明らかにしました。
鈴木会長は記者会見で、「日本のコンビニは自分が総反対されながら作ってきた」と述べ、アメリカから導入したコンビニを日本に定着させた実績を振り返りました。一方で、退任については「私自身の不徳の致すところで、こんなことを説明しなくてはならないのはざんきに堪えない」と述べたうえで、後継者を自分が決める考えはないことを明らかにしました。
セブン&アイ」は、7日発表したことし2月期の決算で、グループ全体では過去最高の営業利益を上げましたが、初めて、営業赤字に転落した傘下の総合スーパー「イトーヨーカ堂」をはじめ、デパートや通販事業などの立て直しが課題になっています。長年、グループを率いてきた鈴木会長の突然の引退表明を受けて、「セブン&アイ」は経営内部の混乱の収拾とともに、新しい経営体制の確立を急ぐことになります。

“暴君”鈴木会長退任でもセブン-イレブンのブラック体質は変わらない! フランチャイズ奴隷契約、過酷労働も…|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

「入社したら神のように崇められた社長がいてね。新興宗教のような、教祖さんのような……。もう社員は完全に“鈴木チルドレン”ですね。鈴木さんに追い立てられてきたというか。すべてを捧げ出されたというか。そういう社風ですね。OFC(本部の店舗経営指導員、FCとも呼ばれる)会議などでは、いつも鈴木さん、不満のようでしたね。『こんなムダなコストかかって』と。経費削減。エレベータも社員には使わせない(笑い)。役員には、バカだ、チョンだとか言って。(略)」

「井阪社長のバックについている米投資ファンドのサードポイント社はある意味、もっと経営効率至上主義です。今年3月には、イトーヨーカ堂そごう・西武、通信販売大手のニッセンホールディングスなどを速やかにグループから切り離すことを求める書簡を送っています。これはつまり、セブン-イレブンのやり方をさらに特化していけということですからね」(全国紙経済部記者)


 つまり、セブン-イレブン最大の闇である、奴隷契約のような本部有利のフランチャイズ契約、自殺者続出の加盟店オーナー、24時間営業の過酷な就労状態など、すなわち肝心の“ブラックな実態”については、変わりようがないというわけだ。


 しかも、新聞・週刊誌の巨大販売経路であり、テレビにとっても大スポンサーであるセブン-イレブンは最大級の「マスコミタブー」となっており、今後も批判報道は追及できない。