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中国の王毅外相は8日午後、ドイツのシュタインマイヤー外相との会談のあと、北京で共同記者会見を開きました。
この中で王外相は10日から広島市で開かれるG7外相会合の際に、南シナ海での中国の海洋進出の問題が議題になるとみられることについて、「南シナ海の情勢は全体として安定しており、航行の自由に何の問題もないし、将来においても問題は生じない」と強調しました。
そのうえで、「南沙(スプラトリー)諸島における争いは、それぞれ『南シナ海行動宣言』に基づき、当事国どうしの話し合いを通じて、国際法にのっとって適切に解決すべきだ」と述べるとともに、「われわれは一部の国が政治的な理由から、南シナ海にいざこざを引き起こし、一方の肩を持って緊張を作り出すことを認めない」と述べて、日本やアメリカをけん制しました。
中国政府は、南シナ海の問題で日本がアメリカとの連携を強めていくことを警戒しており、日中関係の改善がなかなか進まないことの大きな要因になっています。

10日から広島市で開かれるG7=主要7か国の外相会合で、南シナ海での中国の海洋進出の問題が取り上げられることについて、中国の王毅外相は「一部の国が政治的な理由で緊張を作り出すことは認めない」と述べ、日本やアメリカをけん制しました。
これに対し、アメリ国務省のトナー副報道官は8日の記者会見で、「われわれはアジアの安全保障上の課題や懸念も含め、あらゆる問題についていつでも話し合うことができると確信している」と反論しました。
そのうえで「南シナ海は地域の安定にとって重要であり、議論されるべきテーマだ」と述べ、G7外相会合で議題とすべきだという考えを強調しました。
外相会合で議長を務める日本は、海洋の安全保障に関する文書を共同声明とは別に発表する方向で最終調整を進めており、中国が南シナ海で進めている軍事拠点化の動きにG7として懸念を表明する方針です。

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