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コモドと呼ばれるこの共同訓練は、人道支援活動などを想定して東南アジア諸国のほか、日本や中国、それにアメリカなど32か国からおよそ1万人が参加して、スマトラ島中部のパダンの沖合で16日まで行われるものです。
初日の12日は、訓練に参加する艦船による観艦式が行われ、日本から派遣され空母のような広い甲板を備えた海上自衛隊の大型護衛艦「いせ」や、中国のフリゲート艦、さらにアメリカのイージス艦など、各国の船が海上に並び、隊員らは船の上で整列してジョコ大統領ら出席者を見送っていました。
南シナ海で軍事的活動を活発化させる中国を念頭に、日本は去年12月、インドネシアとの間では初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2+2」を開くなど、インドネシアとの安全保障面での連携の強化を進めています。
南シナ海で中国と領有権問題を抱えていないインドネシアとしては、対立する日米などと中国の双方を招いた共同訓練を行うことで、中立的な立場を強調するとともに、東南アジアの地域大国としての影響力を高めるねらいもあるものとみられます。