https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ロンドンを訪問しているオバマ大統領は、22日にイギリスのキャメロン首相と会談しました。
イギリスでは、ことし6月にEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票が行われる予定で、世論を二分する議論となっています。
会談後の共同記者会見で、オバマ大統領は「イギリスの有権者が決めることだが、投票結果はアメリカの国益にも深く関わってくる。EUに残留することが、イギリスの国力や経済を強化することになるため、私は残留してほしい」と述べ、EUにとどまるのが望ましいと訴えました。
また、EU離脱を支持する議員などが、EUを離れて各国との個別の貿易交渉を加速すべきだと主張していることに対し、「アメリカとEUが自由貿易交渉で合意する前に、アメリカとイギリスが合意することはないだろう。イギリスは後回しになる」と述べ、けん制しました。
これに対し、キャメロン首相は「われわれが決断することだが、友人の考えを聞くことは意味のあることだ」と歓迎しました。
オバマ大統領は、今回の訪問にあたって、EUへの残留を支持する意見を地元の新聞に寄稿したほか、23日にはロンドンで対話集会を開き、イギリスの国民に直接、残留の重要性を訴えるものとみられ、EU残留を支持するキャメロン首相を後押しするねらいです。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160421#1461235109