トランプ氏が政策転換との批判、アドバイザーが一蹴 | ロイター
米大統領選の共和党候補指名争いトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏のアドバイザーで政治コンサルタントのポール・マナフォート氏は24日、トランプ氏のこれまでよりも柔和な振る舞いや態度は、移民に対する強硬姿勢を含めた従来政策の方向転換を意味するものではない、と主張した。
マナフォート氏は先週フロリダ州で開かれた共和党全国委員会の総会で党指導部に対して、トランプ氏はこれまで示してきたイメージを弱めるつもりだ、と伝えた。これを受け、クルーズ上院議員は、トランプ氏は移民政策で「信じやすい有権者」をだました、と批判した。
これに対してマナフォート氏は、フォックス・ニュースとのインタビューで「トランプ氏が(メキシコとの国境に)壁を建設しないとは一言も言っていない。トランプ氏が政策の方針を転換するとも言っていない」と語った。
マナフォート氏はさらに、7月の全国党大会でトランプ氏が第1回目の投票で指名を獲得する、と自信を示した。
AP通信によると、トランプ氏は現時点で844人の代議員を獲得。クルーズ氏は543人、ケーシック氏は148人、それぞれ獲得している。
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