https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

アメリカのカーター国防長官は3日、訪問先のドイツで会見し、イラクでの過激派組織ISに対する軍事作戦でアメリカ兵1人が死亡したことを明らかにしました。
国防総省の当局者によりますと、死亡したのはアメリカ海軍の特殊部隊「シールズ」の隊員で、ISとの地上戦を戦っている地元のクルド人勢力への助言や支援に当たっていて、戦闘の前線の部隊の3キロから5キロ後方で攻撃を受けたということです。
イラクでの対ISの軍事作戦でアメリカ兵が死亡したのはこれで3人目だということです。
イラクでは、ISの重要拠点となっている第2の都市モスルの奪還に向け、地上戦を戦うクルド人勢力やイラク軍が攻勢を強めようとしていて、これを支援するためアメリカ軍も作戦の助言などに当たるアメリカ兵を200人増員するなどの強化策を打ち出しています。
一方で、アメリカ軍は、助言に当たるアメリカ兵を前線に近い部隊にも配置する方針を示していて、これまでより前線に近づくことで戦闘により深く関わり危険性も高まるのではないかと指摘されていました。