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今月のG7サミット=主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」の事前調整のためヨーロッパを訪問中の安倍総理大臣は、日本時間の5日夜、5番目の訪問国のイギリスでキャメロン首相と会談しました。
この中で、安倍総理大臣は、伊勢志摩サミットで、世界経済の持続的な成長に向けて、構造改革の加速化に合わせ、機動的な財政出動も辞さないという一段と強いメッセージを打ち出したいという考えを伝え、理解を求めました。
これに対し、キャメロン首相は「世界経済の成長に向けてG7が協力しなければならないが、それぞれの国の事情を反映しながら、金融政策、構造改革、財政政策の『三本の矢』をバランスよく進めていくことが重要だ」と指摘しました。
そして両首脳は、伊勢志摩サミットで、世界経済の成長やテロ・暴力的過激主義に対して、G7が協調して取り組む強いメッセージを首脳宣言として打ち出すため、引き続き調整を続けることで一致しました。
また、安倍総理大臣は、来月、イギリスでEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票が行われることについて、「イギリス国民が決めることだが、日本は明確にイギリスがEUに残留することが望ましいと考えている」と述べました。
安倍総理大臣は、このあと、イギリスの首相の公式別荘「チェッカーズ」に招かれ、2度目の首脳会談に臨み、二国間の安全保障や防衛協力、それに東シナ海の情勢を含む地域情勢について意見を交わしました。
日本の総理大臣が「チェッカーズ」に招かれるのは、昭和48年に田中角栄元総理大臣が訪れて以来となります。
安倍総理大臣は、日本時間の6日午後、イギリスを離れ、ロシアのソチで、プーチン大統領との日ロ首脳会談に臨むことにしています。

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