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南シナ海を巡っては、ほぼ全域に自国の管轄権が及ぶと中国が主張しているのに対し「国際法上認められない」とするフィリピンが、国際的な仲裁裁判を申し立てています。
6日、北京で行われた記者会見で、中国外務省国境海洋事務局の欧陽玉靖局長は「フィリピンは仲裁裁判を通して、中国の領土主権や海洋権益を否定しようと企てている」と述べて、フィリピンを非難しました。そのうえで「仲裁裁判の判断が中国に主権があるという歴史や現実を変えることはできないし、主権や権益を守る中国の決心と意志を揺るがすこともない」として、仲裁裁判でどのような判断が出ても受け入れない立場を強調しました。
また、今月26日から開催されるG7=主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」で、南シナ海問題が議論される見通しであることについては「中国とASEANが行っている努力を尊重するよう望む」と述べ、サミットの議長国を務める日本などを強くけん制しました。

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