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シリア北部のアレッポで先月下旬以降、政権側と反政府勢力側双方の攻撃で市民250人以上が死亡するなど戦闘が再燃したことを受け、アメリカとロシアは4日、アレッポおよびその周辺での戦闘停止に向けて働きかけを強めることで新たに合意しました。
これを受けて、アサド政権のシリア軍は現地時間の5日午前1時から48時間と期限を区切ったうえでアレッポで攻撃を停止すると発表し、アレッポにいる反政府勢力の活動家もNHKの電話取材に対し、「大きな衝突は起こっていない」と話しています。
一方、反政府系の人権団体「シリア人権監視団」によりますと、北西部イドリブでは5日、アレッポなどでの戦闘から逃れてきた人たちが生活する避難民キャンプが空爆され、これまでに女性や子どもを含む28人が死亡したということです。
シリアの国営テレビは5日、「アレッポを含めたシリア全土の解放を目指す」というアサド大統領の発言を伝えるなど、アサド政権は「テロ組織との戦い」は続けるという立場は崩しておらず、全土での戦闘停止は困難な状況となっています。

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