https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

マネタリーベースは世の中に出回る紙幣と硬貨、それに民間の金融機関が日銀に預けている資金「当座預金」の残高を合わせたもので、日銀が市場に供給している資金の量を示します。
日銀の発表によりますと、先月末時点のマネタリーベースは、386兆1882億円で、前の月と比べて10兆5000億円近く増え、5か月連続で過去最高を更新しました。
これは日銀が目標としている2%の物価上昇率の実現に向けて、国債などを買い入れて市場に資金を供給する大規模な金融緩和を続けているため増えているものです。しかし、ことし3月の消費者物価指数は、原油価格の下落などで5か月ぶりにマイナスとなっています。
日銀は先週、最新の経済と物価の見通しを公表し、物価の目標を達成する時期は「来年度・平成29年度中」と、これまでより遅れる可能性があるとしました。過去最高の資金供給を続けるなかでも、物価は日銀の目標になかなか届かない状況となっています。

#経済統計 #リフレ #アベノミクス