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» 今だからこそ華僑ビジネスに学ぶ。 (連載「パックス・ジャポニカへの道」) | IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所

結局、グローバル・ビジネスとは国境を跨いで暮らすことをかねてより余儀なくされている民族集団が得意と決まっている。しかもグローバルな現場には「総理大臣」もいなければ、「政府」もなく、下手をするとパスポートを出してくれる「国家」すら存在しないのである。あるのはただひたすら“自分”だけなのである。ところがそうであるにもかかわらず、こうした民族集団は必ずマーケットにある「抜け穴」「歪」を見つけ、そこを一撃必打で奪い取り、すさまじい利益を上げる。そしてそのことを繰り返しながらファミリー全体としての存続を確保してきているのである。


そうした民族集団は世界に2つある。「華僑」と「ユダヤ」だ。

―「世界中に“弊(ぱん)”となるべき人士を求めるが、その際にはその人物が語るロジックをまずはよく見ること」


華僑リーダーと出会った時、彼・彼女があなたのどこを見ているのかというと、肩書や役職、それに家格などでは全くないことに注意する必要がある。むしろあなたが語る言葉がどういったロジックによっているのか、なのである。端的に言うならば「既存の枠組みの外側を考える(think out of the box)」ことが出来るかどうか、“リフレ―ミング”が自分自身で出来るかどうかである。なぜならば、新しいビジネスの種は常にそこからしか生まれないからである。この点をまずはじっくりと見極めてから、彼・彼女らはあなたと付き合うかどうか、そしてビジネス・パートナー(「弊」)の一員とすべきかどうかを判断するのだ

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