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サウジアラビアのサルマン国王は7日、政令を発表し、ヌアイミ石油鉱物資源相を退任させ、世界最大の国営石油会社サウジアラムコの会長で、保健相を兼務するファリフ氏を新たに任命しました。
ヌアイミ氏は20年以上にわたり石油政策の中心を担う閣僚を務め、強い発言力を保っていました。
また今後、石油鉱物資源省をエネルギー産業鉱物資源省にするなど省庁の再編や中央銀行に当たるサウジアラビア通貨庁の総裁の交代など閣僚の交代も発表されました。
サウジアラビアは、原油価格の低迷で厳しい財政状況が続くなか、サウジアラムコの新規株式公開を通じて調達した資金で投資を拡大することなどで、石油生産に依存する財政からの脱却を進めるとする経済改革の計画を先月、明らかにしたばかりです。
こうした経済改革は、サルマン国王の息子のムハンマド副皇太子が中心になって進められていて、今回の発表は、新たな人事を通じて、「脱石油」を目指す改革の達成に向けた決意を国内外にアピールするねらいもあるものとみられます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160505#1462444854
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