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固定電話が主役だった時代は何が良かったか 相手と話すシナリオを何度も考えた理由|マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー|ダイヤモンド・オンライン

「ぐるナビ」も「食べログ」もない時代、デートする相手の女性と仲良くなりたい一心であらかじめ自分でレストランを下調べしたり、デートコースを綿密に計画していた大学時代も、その当時は不便を感じることがありませんでした。


スマートフォンで、彼女を誘おうとしたレストランの口コミ情報を何気なく見て、たまたま読んだ他人の評価に「がっかり」ということもあるでしょう。ところが、得てしてそれは、「ネタバレ」のショックによる先入観であることも多いようです。


 デジタル時代の今、情報が氾濫するあまり、私たちには知らない間に第三者の言葉だけで事前に○か×を判断するクセがついてきたのかもしれません。


 例えば、「店自体は普通だったけど、行ってみたら意外な出会いがあってとても良かった」と思えるような、データに残らない情報に接する機会を損失していることに、人は鈍感になっています。


 デートの時は、相手をサプライズで喜ばせるのが私の流儀でした(笑)。実は、この気持ちは仕事をする上でも、とても大切です。


 リアルタイムで得られる回答や情報を追いかけるばかりでは、テクノロジーによってもたらされる本当の豊かさを享受することができません。


 私たちが失いかけている気持ちを取り戻すためには、相手に「考える時間」を与え、自らも「時間をおいて」相手のことを考え、丁寧にコミュニケーションを取るということが重要なのです。