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この原油は、アメリカが石油危機をきっかけに1975年から原則禁止してきた輸出を去年、40年ぶりに解禁したことを受けて、石油元売り大手のコスモ石油が日本に初めて輸入しました。
アメリカ南部のテキサス州ヒューストンからおよそ50日かけて30万バレルの原油を運んできたタンカーは、10日午前11時ごろ、この会社の三重県四日市市の製油所の沖にある受け入れ施設に到着しました。そしてガソリンなどに精製され国内で販売されることになっています。
コスモ石油加藤寛彦常務取締役は「その時々で、アメリカや中東などの原油価格は変化しており、そこをうまく狙って安く調達できるようになる。安定してより安い石油製品を国内に届けたい」と話していました。
ほかの石油元売り各社もアメリカからの原油の輸入を検討しているということで、原油の輸入の8割を中東に依存している日本にとって、政治経済的につながりが深いアメリカが調達先に加わることでエネルギーの安定調達や価格交渉力の強化につながることが期待されています。