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親が「子どもの宝物」を奪っている!子どもにしてやれる最良のこととは?|だいじょうぶ。|ダイヤモンド・オンライン

 人の心は、「ものごとに触れた経験」で変わります。仕事でも学校でも、「ものごとに触れさせてみて、人の心を変える」ことが本来の教育のあり方です。


 ところが最近では、親や先生が、必要以上に子どもの社会に介入し、「ものごとに触れる機会」を奪っている気がします。「心配」や「配慮」といった美名のもとに、子どもたちが体験すべき宝物を奪い取っているのです。

 かつての子どもたちは、自らルールをつくり、そのルールを守ることで、仲間意識や信頼を育んできたはずです。そして、その子どもたちが大人になって、その経験値を生かして「地域社会」をつくってきました。

 人間は生まれたそのときから、「今の自分にはできないこと」への挑戦を繰り返して成長していきます。できるようになる過程では、心も体も「傷ついては癒される」のくり返しです。


 大人から見たら、危なっかしくて見ていられないときもありますが、「あまりに多い手助け」は、子どもの自立心と、好奇心の種を奪ってしまうことになります。


 子どもは、やがて親の元を離れ、「自分の力」で自分の人生を生き抜かなければなりません。そのためには、「親が、不用意に、子どもの失敗を取り上げないこと」です。失敗を重ねながらも、自分で困難を乗り越える経験を、親が子どもに与えるべきなのです。


 大人ができることは、あれこれ口を出さずに、深い愛で見守り、子どもに、たくさんの失敗経験を積ませることです。子どもが自分で成長していくのを待つことです。


「それをしたら危ない」「それをしたら傷つく」「それをしたら勉強がおろそかになる」と心配になるのもわかりますが、親や先生が先回りをして指示をしすぎたり、ストップをかけすぎたりしてしまうと「自分で考え、行動する子ども」は育ちません。


「手をかけずに、心をかける姿勢」こそ、子どもの自立をうながすのだと思います。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160510#1462876740
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160509#1462790463