世界のエリートの「時は金なり」を究極まで極めた勉強法とは?|一流の頭脳の磨き方|ダイヤモンド・オンライン
彼らのスタイルを一言で表現するなら、「学びと実践を同時進行させる」ということに尽きるだろう。
その点、EMBAは各校によって期間は違うが、基本的にはパートタイムなので、通常の仕事をしながら集中的に授業を受けられる。
彼ら、彼女らと学んでいると、インプットからアウトプットまでのスピード感にとにかく驚かされる。実際彼らは、EMBAで学んだことを即座に現場で実行し、新たな成果と課題を持って再び学びの場に帰ってくる。
その高速反復のサイクルがもはや当たり前になっていて、EMBAでは、彼らが実践した生の事例を題材に取り上げながら、教授や講師陣はもちろん、生徒たちも一緒になって議論を重ね、さまざまな意見交換をする。
言い方を換えると、学問だけでも得られず、経験だけでも得られない、「自身の実体験に教授やクラスメイトたちの経験豊富な暗黙知を加味し、経験値と知見を倍速で得る」というサイクルをカリキュラムの数だけ1年〜2年(学校によって期間は異なる)のあいだ、回転させることになる。
ビジネスエリートたちの頭の中には「この学びが現場でどのように機能するのか」「どんなビジネスを生むのか」「どれほどの利益につながるのか」という発想がつねにあるのだ。
だから、彼らと一緒にいると「学びのための学び」なんてことは起こらない。学びはつねに実践とセットになっており、現場からのフィードバックを繰り返し、新たな学びにつなげていく。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160512#1463049853
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160511#1462963040
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160504#1462358666