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イラク政府軍は23日、首都バグダッドから西におよそ50キロ離れた過激派組織ISが支配する都市、ファルージャの奪還に向けて本格的な軍事作戦を開始しました。
地上戦にはイスラムシーア派民兵や、地元のスンニ派のグループなども加わっていて、現地のメディアは、ファルージャの東の地域を制圧したあと、中心部に向けて部隊を進めていると伝えています。また、ファルージャの中心部から南に2キロほど離れた工業地帯など数か所で、政府軍とISが激しい戦闘を続けているということです。
アバディ首相は現地の作戦本部に詰めて指揮に当たっており、空爆と連動する形で地上部隊を複数の地点からファルージャ中心部に向けて一気に投入することで、短期間での制圧をねらっているものとみられます。
政府軍は今回の軍事作戦に先立って、住民に対し誤って攻撃の対象とならないよう住宅の屋上に白い旗を掲げたり、避難の際に白い服を身につけたりするよう指示しています。
しかし、ISの戦闘員が住民に紛れたり、住民に対しいわゆる「人間の盾」となることを強制したりするおそれもあり、人口が密集するファルージャ中心部では、より慎重な作戦が求められることになります。

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