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イスラエルの議会では30日、極右政党「我が家(わがいえ)イスラエル」のリーベルマン党首の国防相就任が賛成多数で承認され、「我が家イスラエル」はネタニヤフ首相が率いる右派連立政権に合流することになりました。
右派政党や宗教政党で作るイスラエル連立政権は、これまでイスラエル議会の半数を僅か1議席上回るだけでしたが、「我が家イスラエル」の合流で、政権運営は安定することになります。
ただ、国防相に就任したリーベルマン党首は、先月、イスラム原理主義組織ハマスガザ地区の指導者について「もし私が国防相だったなら、48時間の猶予を与える。最寄りの墓場を予約しておいたほうがいい」と述べて殺害を示唆するなど、パレスチナや周辺国に対する極めて強硬な姿勢で知られています。
こうしたことから、極右政党が加わった新たな政権は「イスラエルの歴史上、最も右寄りの政権」だとも指摘され、与党内部からも抗議の声が出ており、中東和平交渉の再開は一層遠のいたという見方が出ています。