https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

わかっているのに、行動できない。その本当の理由とは? ブランチャードが教える「知識を実行に移す」方法|世界中のマネジャーのバイブル、ブランチャードを読む|ダイヤモンド・オンライン

人は内面から変化しないと本当には変わらないことに気づいたのです。

 ある時に、この作家は古いビジネス雑誌の中から、マーレイという事業家の記事を見つけました。そこで発見したのです。マーレイのアイデアを多くの人が実行していることを。さっそく、作家はマーレイにコンタクトをとり、会います。


 マーレイは作家に、多くの人が行動へと移れない3つの理由について話します。それは、「情報過多」、「ネガティブなフィルター装置」、「フォローアップの欠如」。この3つを知り、どのようにすれば、この3つの理由を乗り越え、行動に移せるのか?作家はいろいろな人に出会い、実例を通して学んでいきます。

 1.情報過多、2.ネガティブなフィルター装置、3.フォローの欠如。


 現代は、情報過多の時代です。毎日スマホで最新情報チェックし、LINEやメッセンジャーで友人とやりとり。コミュニケーションはほぼデジタル化され、常に情報にさらされています。


 得た知識を活用するよりかは、新しい知識を得ることのほうが面白いものです。だから、知識を得ることばかりに夢中になってしまいます。


 第2の理由はネガティブなフィルター装置。

「自分にはできない。これは著者だからできるのだ」。人は放っておくと、ネガティブなほう、いやなほうに考えてしまうのです。学習に前向きな姿勢がなければ、知識と行動とのギャップが埋まりません。


 第3の理由はフォローの欠如。

多くの人にはすでに、ある習慣が定着してしまっています。その習慣を手放して、新しい習慣を身につけるには、繰り返すことが大切なのです。

 本書では、学びたいと思う本を読むときのコツも紹介されています。


 1度目は、通読して感じをつかむ。2度目は、重要な箇所にアンダーラインを引きながら読む。3度目は、メモをとる。4度目は勉強仲間と一緒に読んでもいい。そして、これは一定の時間を置いて行うことが大事です。


ニューヨーク・タイムズのサイエンスレポーター、ベネディクト・キャリーが書いた『脳が認める勉強法』(ダイヤモンド社)によれば、学習を記憶に残るようにするには、つぎの方法があるといいます。


・「分散学習」をすること
・「アプローチを変えて学習」する
・思い出したかったら、「強い手がかり」を残す。

脳が認める勉強法