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アメリカ大統領選挙に向けて、野党・共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏に対し、共和党のライアン下院議長は2日、地元の新聞に寄稿し、「私はトランプ氏に投票する」として支持を表明しました。
4年前の大統領選挙で副大統領候補に指名されたライアン氏は、来月行われる党大会でも議長役を務める党主流派の有力者ですが、これまではトランプ氏への支持を保留していました。
こうしたなか、トランプ氏とライアン氏は先月、首都ワシントンで直接会談するなど妥協点を探っておりライアン氏は「私とトランプ氏との間に相違点は残っているが、われわれはより多くの一致点を見いだせる」としたうえで、民主党からの政権奪還に向け、トランプ氏の支持を決めたと説明しました。
これに対しトランプ氏は2日、みずからのツイッターで、「ライアン氏とともに、偉大なアメリカを取り戻していく」と述べ、歓迎しました。
共和党では、上院トップのマコネル院内総務もすでにトランプ氏の支持を表明していますが、新たにライアン氏が支持を表明したことで、トランプ氏のもとで、党内の結束が進むのかが注目されます。


アメリカ大統領選挙に向けて与党・民主党の指名獲得に大きく近づいているクリントン国務長官は2日、西部カリフォルニア州で安全保障政策を巡って演説しました。
この中で、クリントン氏は、野党・共和党の指名獲得を確実にしている不動産王のトランプ氏について、「日本のための軍事支援をやめるべきだと主張し、日本に核兵器保有するよう促している。アメリカの弱体化につながるものだ」と指摘しました。
そのうえで「トランプ氏の政策は危険なほど支離滅裂であり、アメリカの最高司令官の仕事は務まらない。知識と責任を要する職に就く資格に欠けている。トランプ氏を最高司令官にすれば、歴史的な過ちになる」と述べ、痛烈に批判しました。
これに対して、トランプ氏は、みずからのツイッターに「クリントン氏には全く才能がなく、大統領になるべきではない」などと書き込み、批判を強めていて、11月の本選挙を見据えた2人の攻防が激しくなっています。

#米大統領選 #トランプ #ヒラリー