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優れたリーダーは、メンバーが「全速前進!」できるビジョンを描く 感動を与えるビジネス書、『ザ・ビジョン』|世界中のマネジャーのバイブル、ブランチャードを読む|ダイヤモンド・オンライン

 効率的なマネジャーになること。状況に合わせたリーダーシップを発揮し、部下を育成していくこと。顧客と同じ視点で考えサービスの成果を上げていくこと――これらはビジネスですごく大切なことなのですが、目の前の課題に取り組むうちに、ふとあることに気づきます。


 自分はなぜこの会社で働いているのか?なぜ、生きているのか?


 そこに、ビジョンが必要となり、単なる経済的成功ではなく意味ある存在、意味ある人生を生きることにつながっていくのです。


 本書の原タイトルは「FULL STEAM AHEAD!」です。蒸気船が走っていた時代の言葉で、「全速前進!」と訳されます。エンジン全開で進むという意味です。現代では、少し意味が変わり、目的がはっきりしていることで、確信して迷いがなく、それを実現できる自信にあふれ、どんな障害があっても断固として進んでいける状態のこと、と本の冒頭で説明されています。


 この「FULL STEAM AHEAD」は、今のビジネス書にも登場します。


 ヨーロッパで活躍するイノベーションコンサルタントのハイス・ファン・ウルフェン氏も著書『START INNOVATION!〔スタート・イノベーション! 〕』でこの言葉を使っています。ウルフェン氏は、イノベーションを起こすための「FORTHイノベーションメソッド」を開発しました。そのFは、「FULL STEAM AHEAD」のFなのです。


 企業がイノベーションを起こすには、その会社がどのような価値観を持ち、ビジョンを持っているのかを社内全体で話し合い、そのビジョンのもとで進んでいかなければならないと言います。

「自分にはできる、あるいはできるようになりたいと思ったら、ともかくはじめること。大胆さが才能を生み、力を生み、魔法を生む」――ゲーテ

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