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東南アジア歴訪の一環としてミャンマーを訪れている中谷防衛大臣は、日本時間6日午後、ことし3月に発足した政権で国家顧問と外相を兼務し、政権を事実上率いているスー・チー氏と会談しました。


政権が発足して以降、日本の閣僚でスー・チー氏と会談するのは岸田外務大臣に続き2人目で、中谷大臣は「国家顧問として外国の防衛大臣と面会していただけるのは初めてと聞いており、光栄だ。常に民主化を考えて政権を運営していることに敬意を表する」と述べました。


そのうえで、中谷大臣はミャンマーの平和と安定のため、災害救援などの分野で自衛隊によるミャンマー軍の能力向上に向けた支援を行っていく考えを伝えました。これに対し、スー・チー氏は「和平プロセスに対するこれまでの日本の支援に感謝する。友人である日本から一層の支援をいただければありがたい」と述べました。


会談のあと、中谷大臣は記者団に対し、「ミャンマーは、中国やインドといった大国に挟まれた地政学的に重要な国であり、ミャンマーが発展することは地域全体の発展に資する」と述べました。