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イランのメディアが8日伝えたところによりますと、イラン石油省のジャバディ次官は南西部にあるアザデガン油田の開発に向けて、フランスの石油大手トタルと覚書を交わしたことを明らかにしました。
アザデガン油田は核開発を進めるイランに対して、アメリカなどが制裁を強めていた6年前、日本の石油開発会社が権益を手放した中東最大級の油田で、トタルは今後半年の間に開発計画を提案することになっています。
ただ、ジャバディ次官は複数のヨーロッパやアジアの企業も意欲を示していると強調し、「これは最終的な契約ではない」と述べました。
ことし1月に経済制裁が解除されたイランは世界4位の原油の埋蔵量を持つ一方で、油田開発のため、外国からの投資や技術を必要としていて、イラン側にはアザデガン油田を巡る今回の覚書を先行例としてアピールすることで、あとに続く外国企業を増やしたいとの思惑もあるものとみられます。

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