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およそ3000本の梅の木がある偕楽園では、翌年きれいな花が咲くようにと、毎年この時期に梅の実を収穫し、市価よりも安く販売しています。11日朝は販売開始の午前9時前に、およそ500人が長い列を作りました。


ことしは暖冬の影響で開花が20日程早まり、受粉を促す昆虫などが少なかったため、実のつきが悪く、収穫量は例年のおよそ20トンを大きく下回るおよそ2トンでした。しかし、梅の実は例年よりも1粒1粒が一回り大きくなっています。


販売には収穫された梅の実のうち、形がよく傷のない700キロが用意されました。梅の実はおよそ40粒、1キロが入った1袋が200円で販売され、1人1袋限定で訪れた人たちが次々と買い求めていました。偕楽園公園センターによりますと、用意された700袋が販売開始からおよそ1時間で売り切れたということです。


茨城県内から訪れた40代の男性は「毎年、買いに来ています。ことしは粒が大きいので、貴重な偕楽園の梅を梅干しにして楽しみたいです」と話していました。