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東京都の舛添知事の政治資金などを巡る一連の問題で、都議会は自民党公明党も含めた7つの会派が舛添知事に対する不信任決議案を15日の本会議に提出することを決め全会一致で可決されることが確実となっていました。こうした状況を受け、舛添知事はみずから辞職することを決め、午前中、議長に辞職願を提出しました。
これを受け、各会派では不信任決議案を取り下げることを決め、午後8時前都議会の本会議で舛添知事の辞職願が全会一致で了承されました。舛添知事は今月21日付けで辞職することが正式に決まり、おととし2月の就任以来、およそ2年4か月での辞職となりました。
本会議は午後8時半をめどに閉会する予定ですが、舛添知事の要望を受けて閉会の直前に発言の時間が設けられ、舛添知事自身が辞職を決断した理由などについて説明するということです。

この中で舛添知事は「私自身、最後の発言になりますのでお時間を頂戴します。東京を世界一の都市にするために私なりに力を尽くしてきた。保育施設の充実や防災対策の強化においては一定の成果もあったのではないか。私は、オリンピック・パラリンピックの2020年大会の成功のため全身全霊を傾けて取り組んできた。しかし私自身の問題で任期途中でこのような形になり、反省するとともに心残りがつききませんが、これも私の不徳の致すところです。私が最も懸念したのはリオ大会を控えるなかでの選挙が次期開催都市としてふさわしくないと考えました。そして4年後の東京大会も同様です。このような事態を避けたいと思いました。これ以上都政の停滞を長引かせることは耐え難く身を引くことがいちばんと考えました。これからは一都民、一国民としてオリンピック・パラリンピックの成功と東京都の発展を心から祈っています」と述べました。