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アングル:英EU離脱派、底流に「トランプ主義」と共通する価値観 | ロイター

そこにあるのは、ナショナリズム、美化されたノスタルジア(懐古趣味)、エリートへの不信感、移民が犯罪を持ち込み、雇用を奪うという警戒心だ。これを「トランプ抜きのトランプ主義」とでも呼ぼう。


23日の国民投票で仮にEU離脱を選択すれば、英国は独自に貿易協定を交渉し、入国する移民を制限することなどが可能となる。


今週訪英するトランプ氏は離脱支持を表明。英サンデー・タイムズ紙のインタビューで「個人的には、官僚主義が大きく後退するといった多くの理由から、離脱のほうがいいと思う」と語った。

ロンドンのシンクタンク、欧州改革センター(CER)のチャールズ・グラント所長は、ブレグジット支持層はトランプ氏の支持層と酷似していると指摘。年齢が高く、白人で、経済的に豊かでなく、都市部以外に住んでいる。


また、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大にする」と同様、ブレグジット支持層は過ぎ去った時代を懐かしんでいる。グラント氏は「英国に白人が多く、イングランドがより安全だった時代を取り戻りたいと感じる人々が一部にいる」と指摘した。