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ブレストはこんなに無意味だった!研究で判明した真実とは?|Q思考 シンプルな問いで本質をつかむ思考法|ダイヤモンド・オンライン

 最近のビジネス界では、ブレインストーミングの評判はまちまちだ。人は肩のこらないくつろいだ雰囲気の中で、それほど必死にはなっていないようなときこそ最も創造的な思考ができる、つまり「結合的探求」を通じて新鮮な切り口や脈絡のない連想を思いつきやすいということが、次第に理解されるようになってきた。


ブレインストーミングの会議はこれとはまったく逆で、みんなが一つの部屋に押し込められて、必死になって独自のアイデアをひねり出そうとするものだ。

 ところが多くの会社はブレインストーミングをやめたがらない。グループで課題に取り組むことがどんなに重要かよくわかっているからだ。問題解決において、皆で考える共同思考が極めて重要なのは、多数の見方や幅広い背景的知識を持ち寄れるからだ。


 ときに創造性が孤独を必要とする(発明家のニコラ・テスラは、「一人でいなさい。アイデアが生まれるのはそのときだ」と言っている)としても、さまざまなアイデアや思考が交換されるとそれが化学変化を起こして大きく発展することを私たちは知っている。


 この難問に対する一つの解決法は、ブレインストーミングを、「アイデアをひねり出す」のではなく「疑問や質問を生み出す」場にすることかもしれない。この点については教育界、ビジネス界の両方から数多くのグループや個人が大変興味深い調査結果を発表している。


 問いを通じて問題に取り組む方法を生徒たちに教える専門機関、ライト・クエスチョン・インスティテュート(RQI)は、受講者(子どもも大人も)は、皆で質問を考え出すことに集中するクエスチョン・ストーミング(Qストーミング)のほうが自由な発想と豊かな創造性を発揮して物事を考えられるようだということを発見した。

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